明治、大正、昭和、平成ー「切手代の移り変わり」

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明治時代に切手が初めて販売されてから今年で145年。その間に数多くの種類の切手が販売され、現在ではその数は3.000以上と言われています。時代とともに切手代も変化し、値上がりを続けていますが、はがきや定形型書簡であれば100円以下で全国どこにでも手紙が届けられるのですから、本当にありがたいですよね。今回はその切手代がどのように移り変わってきたのかをご紹介しようと思います。切手代の変遷を学び、郵便制度のありがたさを感じてみるのもいいかもしれませんね。

切手の歴史

日本初の切手は1871年(明治4年)4月20日に発行された「竜文切手」と呼ばれる切手です。その当時はまだ明治に入ったばかりでしたので、切手も江戸時代の通貨の単位である「文」を用いて「竜文切手」と呼ばれていました。しかし1872年に「銭」という通貨単位が発行され、それからは「竜銭切手」と呼ばれるようになりました。現在私たちが使用している通貨単位である「円」は1883年に発行され、その年から「円」単位の切手も作られるようになりました。

明治時代の切手代

■ 明治4年3月1日   書状(5匁まで)100文

■ 明治4年8月      書状 東京―横浜間 48文

■ 明治4年12月5日 書状(4匁まで)25里以内 100文

■ 明治5年1月23日 新価「銭」採用 100文→1銭、48文→5厘

■ 明治6年4月1日   書状(2匁ごと)市内1銭、市外2銭/はがき 市内半銭、市外1銭

■ 明治16年1月1日  第一種 2銭(2匁ごと)/第二種 1銭

■ 明治32年4月1日 第一種 3銭(4匁ごと)/ 第二種 1銭5厘

大正時代の切手代

大正時代には切手代に変化はなかったようです。

昭和時代の切手代

昭和になると、切手代はじわじわと値上がりを続けます。また切手のデザインも人物や風景などが使用され、華やかな感じになっていきます。

■ 昭和6年8月1日  第一種 3銭(15グラムごと)/ 第二種 1銭

■ 昭和12年4月1日    第一種 4銭(20グラムごと:デザインは東郷平八郎)

第二種 2銭(デザインは乃木希典)

■ 昭和12年4月1日    第一種 4銭(20グラムごと:デザインは東郷平八郎)

第二種 2銭(デザインは乃木希典)
(この間に4回値上げを繰り返します)

■ 昭和22年4月1日    第一種 1円20銭(20グラムごと:デザインは五重塔)

第二種 50銭(デザインは炭鉱夫)

■ 昭和23年7月10日   第一種 5円(20グラムごと:デザインは捕鯨)

第二種 2円(デザインは清水寺)
(この間に2回値上げを繰り返します)

■ 昭和41年7月10日   第一種 定形25グラム・15円 50グラム・20円

(デザインはそれぞれキク、フジ)

定形外50グラム・25円 100グラム・35円

(デザインはそれぞれアジサイ、ホタルイカ)

第二種 7円(デザインは金魚)

(この間に3回値上げを繰り返します)

平成の切手代

■ 平成元年4月1日   第一種 定形25グラム・62円 50グラム・72円

(デザインはそれぞれオオイトカケガイ、シカ)

定形外50グラム・120円 100グラム・175円

(デザインはそれぞれ迦陵頻伽、弥勒菩薩)

第二種 41円(デザインは金魚)

(この間に3回値上げを繰り返します)

■ 平成19年10月1日   第一種 定形25グラム・80円 50グラム・90円

(デザインはそれぞれキジバト、カルガモ)

定形外50グラム120円 100グラム・140円
(デザインはそれぞれモズ、イカル)

第二種 50円(デザインはオシドリ)

まとめ

いかがでしたか?切手代の変遷、お楽しみ頂けたでしょうか。非常に安い値段で全国どこへでも配達してくれる郵便制度。あらためてその素晴らしさに感謝しなくてはいけませんね。

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