夏の挨拶状

夏は暑さで熱中症になったり、体調を崩しやすい季節です。日ごろお世話になっている人や知人、友人のことを気遣ったり、こちらの近況を知らせたりすることで相手とのつながりを大切にすることができます。
夏の中元で品物を送る時、それぞれにふさわしい季節感ある話題を盛り込むと相手に温かい気持ちも伝えることができます。

夏の挨拶とは?

お中元、暑中見舞い、残暑見舞いなどが一般的な夏の挨拶状です。
もともとは直接会って挨拶していましたが、郵便の発達により郵送が一般的となりました。
季節の挨拶は半年ごとに相手に品物を贈ることで気持ちを表す「冬のお歳暮」と「夏のお中元」ありますが、もし何らかの理由で年に一度の挨拶にする場合は、夏より冬の挨拶をするように心がけましょう。

挨拶状を送る時期

【お中元】
お中元は地域によって送る時期が異なります。その地域の習慣に合わせ、送る最適な時期を把握しておきましょう。
・北海道:7月中旬から8月15日まで
・東北および関東:7月初旬から7月15日まで
・北陸:地区によって7月と8月
・東海・関西・中国・四国:7月中旬から8月15日まで
・九州:8月1日から8月15日まで
・沖縄:旧暦の7月15日まで
お中元を贈る時期は7月初旬から8月15日までの約1ヶ月の内、地域によって1週間から1ヶ月間その期間が異なります。こちらが住んでいる地域の習慣で物を贈るのではなく、送る相手が住んでいる地域のお中元の時期を守り、失礼がないように注意しましょう。

【暑中見舞いと残暑見舞い】
暑中見舞いも残暑見舞いも暑い夏に相手の健康を気遣い、こちらの近況を報告する挨拶状です。
暑中見舞いは夏の土用の頃に送るのが最も相応しいですが、旧暦の暑中にあたる梅雨明け後から立秋の前の日までの期間に相手に手紙が届くようにすれば良いとされています。
残暑見舞いは暦の上での秋である立秋以降となります。立秋になってもまだまだ暑い日が続いているので残暑と言います。暑中見舞いを受け取り、その返事を送る時は、立秋を過ぎていたら残暑見舞いとし、まだ立秋前であるなら暑中見舞いとします。
また、身内に不幸があり喪中の際に暑中見舞いを受け取った場合、返事を書いてよいものか迷いますが、暑中見舞いは相手を思いやる手紙ですので、こちらが喪中であろうと気にする必要はありません。けれど、手紙を送る相手が故人を知る人であった場合は、喪中の旨を伝えておいた方が良いでしょう。

夏の挨拶状の書き方

暑中見舞いも残暑見舞いも書き方の基本構成は同じです。
季節の挨拶の言葉から始め、相手の安否を尋ねる言葉、自分の近況を伝える言葉、相手の無事を祈る言葉と続け、書いた日付記すようにします。日付は〇〇年〇日のみでも良いですが、特定な日付を記さず「〇〇年 盛夏」とすることも多くあります。
「拝啓」「敬具」などの頭語と結語は必要なく、
暑中見舞いなら「暑中お見舞い申し上げます」、残暑見舞いなら「残暑お見舞い申し上げます」などの決まり文句から始めます。
そして、暑中見舞いで相手の安否を尋ねる言葉の例としては、
・暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください。
・暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
・暑さが厳しく感じられますが、お身体お大切にお過ごしください。
など
残暑見舞いの例としては、
・暑さはおさまる気配もございません。お身体大切してください。
・まだまだ暑い日が続き本当の秋が待ち遠しいですが、お元気でいらっしゃいますか?
・寒い夏となりましたが、かえって体調を壊されませぬようご自愛ください。
など
また、残暑見舞いを暑中見舞いの返事として書く場合は、「暑中お見舞いいただきありがとうございますなど暑中見舞いのお礼を相手の安否を尋ねる言葉の前に述べると良いでしょう。

手紙の書き方  手紙の書き方
by