季節の挨拶(あいさつ)文① 春編

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手紙の挨拶(あいさつ)文とは、季節や天候についての心情を述べながら、相手の安否や近況をたずねる文章のことです。日本人は昔から季節の美しさを愛で、その喜びを共有する習慣があります。そのため、手紙の挨拶文も四季に関する表現が数多く存在し、「時候の挨拶」と呼ばれ親しまれてきました。そこで、みなさんにこの挨拶文にさらに親しんで頂くために、「春」「夏」「秋」「冬」のそれぞれの季節に使える素敵な時候の挨拶を集めてみました。今回はまず「春」の挨拶をお届けしたいと思います。

春の季節

まず、春とはどの月を示すのでしょうか。現在の暦の上では、3月、4月、5月の三カ月間を指します。時候の挨拶を考える際には、この三カ月をさらに分けます。ひと月を「旬(じゅん)」と呼ばれる単位で3つに区切ります。1日から10日を「上旬(じょうじゅん)」(初旬(しょじゅん)とも言う)、11日から20日を「中旬(ちゅうじゅん)」、そして21日から月末までを「下旬(げじゅん)」として分けます。この区切りにあわせて、それぞれの時候の挨拶の表現があるのです。

3月の時候の挨拶

【上旬(初旬)】

■ 日ごとに暖かくなり、すっかり春らしい季節になりました

■ 早春の候

■ 桃の節句を過ぎて、いよいよ春ですね

■ うららかな日差しに春到来の喜びを感じております

【中旬】

■ 一雨ごとに暖かくなってまいりました

■ 卒業シーズンを迎えられ、何かとお忙しく過ごされていると存じます

■ 春一番が吹き、本格的な春の到来となりました

■ 暑さ寒さも彼岸まで、と申しますが、最近めっきり暖かくなってまいりました

【下旬】

■ 桜前線も次第に北上してまいりました

■ 暦の上では春と申しましても、まだ肌寒い日も続いております

■ 桜の花も一斉に開く準備をはじめています

■ 先日、散歩の途中でつくしを見つけました。もう春ですね

4月の時候の挨拶

【上旬(初旬)】

■ お花見のシーズンで、心もうきうきと華やいでおります

■ 桜の花も満開の季節がやってきました

■ 春眠暁を覚えず、と申しますが、春の暖かさについ眠気に誘われてしまいます

■ 入学シーズンで、あわただしい毎日をお過ごしのことと思います

【中旬】

■ フレッシュな新入社員にこちらも刺激を受けております

■ 若葉の萌える頃となり、心もはなやぐ季節となりました

■ 春雨が幾日も続いております

■ 庭のチューリップも美しく花開いております

【下旬】

■ 花の季節も過ぎ、葉桜の美しい季節になりました

■ 衣替えの準備に追われて忙しく過ごしている今日この頃です

■ まだ4月の終わりというのに、額に汗する日もございます

■ 春ももう半ばを過ぎてしまいました

5月の時候の挨拶

【上旬(初旬)】

■ 今年のゴールデンウィークがいかがお過ごしでしたか

■ 緑したたる季節となりました

■ 薫風の候、皆様におかれましてはご健勝のこととお喜び申し上げます

■ 立夏を過ぎましたが、まだ春の余韻が続いております

【中旬】

■ 八十八夜も過ぎ、茶畑の緑が目にまぶしい季節となりました

■ 晴れた空に鯉のぼりが勢いよく泳いでいます

■ 五月晴れの爽快な日が続いております

■ 青葉の季節を迎え、皆様お元気でいらっしゃいますか

【下旬】

■ うっすらと汗ばむ陽気となりました

■ 先日筍の子ご飯を作って家族と頂きました

■ 残春の候、いかがお過ごしでしょうか

■ 衣替えの準備に忙しい毎日です

まとめ

いかがでしたか?春の季節の時候の挨拶は、春を迎える喜びや、もうすぐ夏を迎える嬉しさにあふれ、こちらまでうきうきとした気分になりますね。ぜひ親しい方々への手紙に添えて、素敵な春のご挨拶を届けて下さいね。

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