「手紙上手」になるための3箇条:大切なのは3つのポイント

メールやソーシャルメディアが発達した現代では「手紙」を書く機会が大きく減少しています。書いたら次の瞬間すぐに相手に届くメールはとても便利なものですが、手紙にはどうしても敵わない点がいくつもあります。直接お互いの声を聞きながら会話をする電話も大切なコミュニケーションツールですが、それでも手紙でなければ伝えられないようなことも存在するのです。

手紙を書く機会が少ないということは、裏を返せば「もらう機会が少ない」ということになりますね。旅先からツイッターに投稿した友人の写真を見ていたら、数日後に訪れた先の写真がプリントされたポストカードが届いたとしたらどうでしょう。その友人の自筆で「とても綺麗な景色だったので送ります!」とだけ書かれていたとしても、ソーシャルメディアでは到底敵わない「嬉しさ」が湧いてきます。

手紙を書くには「観察力」を磨こう

「観察力」と言っても、特に難しいことではありません。冬の空の色や空気の冷たさ、肌でどう感じているかを言葉にしてみましょう。春に桜が咲いたら、その桜と空の色をみて「美しい」と感じるのは普通のことです。その「美しい」が「どんなふうに美しいと感じるのか」が観察力なのです。「ピンクの色鉛筆よりも薄い色」とか「桜貝よりも透明感がある」とか、ただそれだけのことなのです。

季節が進んでいくとともに、日が長くなったり短くなったりします。そのようなことを感じ取ることができる力を身につけると、「時候のあいさつ」が自分の言葉で書けるようになります。自分の言葉で書けるようになると、「次は何を書くんだっけ・・・」と考える必要も無くなりますね。

「文章力」を味方につけよう

ひたすら作文や読書感想文を書いていた学生の頃を思い出さなくても大丈夫です。決められたテーマに沿ったものを一生懸命頭を悩ませて書いていた過去のことは忘れましょう。「文章力」とは一朝一夕で身につくものではありませんが、積み重ねることであっという間に味方になってくれます。

手近なところでは「日記」を書くことをおすすめします。だからと言って日記帳を買いに走らないでくださいね。日頃手帳を使っている方は、思いついた時に今日のページの片隅に書けば良いのです。「ランチに行ったら〇〇さんとばったり会って、久しぶりに立ち話。ネイルのデザインがとても可愛かった」とか「ただいま会議中。眠すぎて死にそうだったけれど、窓の外の電線にムクドリが鈴なり!」とか。そんなことを毎日積み重ねていくと、文章を組み立てる力が身についてきます。

文字を「丁寧に書く」練習をしよう

「字が汚いから手紙なんて書かない」という方がよくいらっしゃいます。字が綺麗か汚いかというのは千差万別、受け取った相手の感じかたも十人十色で一概に「綺麗・汚い」とは言い切れないのです。

「お手本通りが綺麗な文字」と思い込んではいませんか?それはある意味正しいことではありますが、それだけではないのです。

「文字」とは事柄を相手に伝えるためのツールですが、人の顔がみんな違うように文字の形も違って良いのです。一番大切なことは「丁寧に書く」ということです。誰にでも読める丁寧な文字で書くことこそが重要なのです。

手紙上手になるための3箇条:まとめ

手紙をさらさらと書いてしまう人よりも、「億劫だ」「できれば書きたくない」と感じている人の方が多いでしょう。自筆の手紙を届けることで、受け取った側には「手の温もり」まで伝わるのです。

手紙の書き方  手紙の書き方