はがきの書き方の基本構成:知っておけば畏まらずに書ける!

お詫びの手紙

年賀状や暑中見舞いの他にあまり書く機会がないのがハガキかもしれません。だからと言って、便箋にたくさん書いて封筒に入れて送ると考えると少し気後れすることもあるでしょう。メールよりも格が上がって封書よりも肩の力を抜けるのがハガキの利点と言えるでしょう。

ハガキにはハガキの「当たり前」のルールがある

便箋にしたためる手紙のルールのように、ハガキを書くのにも基本的な構成やマナーがあります。気軽に書けるからといって何をどう書いても良いということはなく、気づかないうちにマナーを忘れたものになることもあるのです。

一番気にしておかなければならないのは、「ハガキは意外と小さい」ということです。見た目に小さいからそんなことは決まっていると思うかもしれませんが、書き進めていくうちに「スペースが足りない」と思うこともしばしば発生します。読みやすさを考えると余白を1センチずつぐらいは天地左右に取った方がスッキリしますね。

読みやすい行数はおおむね12行までと考えて、字の大きさや内容のボリュームを整えておきましょう。また封筒に入れる手紙と違って「はだか」の状態で輸送され先様に届きます。まずは人目についても良い内容以外は書けないということです。もう一つは「水分で流れてしまう筆記具は使わない」ということにも注意を払いましょう。

書いてみよう!先ずは「前文」から

基本的なハガキの構成は「前文」から始まります。時候のあいさつと相手の「今」を気遣う言葉は欠かせません。しかしながらハガキは多くても12行程度に収めたいもの、前文はどう考えても2行が限界かもしれません。

「涼やかな風鈴の音が心地よい季節となりましたが、〇〇様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます」

これでは2行で収まるとは到底思えませんね・・・収まるように書き換えます。

「涼やかな風が心地よい季節になりましたが、お元気にお過ごしでしょうか」

このぐらいに留めるようにすると、若干の短さを覚えるかもしれませんがきちんと「時候のあいさつ」「相手に対する気遣いの言葉」が2行に収められますね。

「主文」のキーワードは端的・簡潔!

ハガキに書く手紙に求められるのは「内容がいかに簡潔に届けられるか」ということでしょう。ダイレクトに先様に差し出す側の気持ちや要件が伝わるように6行から7行程度にまとめる技術が求められます。

だからと言ってあまりにも素っ気ないものに偏ってしまうと「この人はぶっきらぼうなのかしら・・・」と読み手は少しがっかり気味になってしまうこともあります。そうならないためにも「伝えたい情景」や「伝えたいことがら」などをあらかじめまとめておくことも必要なのかもしれません。

あくまでも「用件が伝われば良い」というものであれば極端な例ですが
「先日は〇〇をお送りいただきありがとうございます。家族皆で眺められるよう飾らせていただきました。」

ダイレクトといえばそれまでですが、あまりにもぶっきらぼうが過ぎると思いませんか?これは「伝えたいことがら」だけを書いたもの、この中に「伝えたい情景」やそれを囲んでの「伝えたい心」をプラスしていくのです。

短い言葉で相手のこれからを思う言葉を

「末文」は2行から3行程度と考えて、手短ではあるものの相手の今後のことに思いを馳せて書きましょう。書きたいことが多くてもう1行しかない!という時に便利なのは

「何卒お身体をおいといください」

この一言だけで「思う心」は伝わるでしょう。

ハガキで差し出す手紙:まとめ

ツイッターは140文字、LINEやメッセージツールではもっと短い言葉でのやり取りに慣れているかもしれません。しかしそれよりも多く、便箋よりも少ないという文字数に制約のあるハガキで心を伝える技術を身につけてみませんか?

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