ビジネスの手紙における結び

季節を問わない結びの挨拶がある

ビジネスで仮の見積り書や仕様書、会議用のドキュメントなどは、メールに添付して送ることは日常茶飯事で当たり前のことです。この日常的な業務に関わるメールには頭語や結語は用いず、「以上、よろしくお願いします」などと簡略的に締めくくることが多いのではないでしょうか。しかし、ビジネスの手紙では、丁寧な敬語の文体の挨拶文を書く必要があります。結びの挨拶とは、本文の末尾に「敬具」「敬白」などの結語の前に書く挨拶文を指します。プライベートな手紙では結びも時候の挨拶が一般的ですが、ビジネスの手紙では季節を問わない結びの挨拶を用いることが一般的です。それでは、このビジネスの手紙における結びについて説明していきます。

相手の繁栄や健康を祈る結びの例文

「末筆ながら貴社のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。」
「貴社の皆様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
「皆様の一層のご活動をご期待申し上げます。」
「皆様のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。」
「貴社ご一同のますますのご多幸をお祈り申し上げます。」
「ご一同様のますますのご活躍を祈念いたしております。」
「○○様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
「貴サイトの益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。」
「末筆ながら皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。」
「末筆ではございますが、皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
「皆様の一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。」

用件を締めくくる結びの例文

「以上、まずはご連絡まで。」
「とり急ぎ、ご連絡まで」
「まずはお知らせかたがたご挨拶まで。」
「取り急ぎご報告まで。」
「まずは御礼方々ご挨拶まで。」
「とり急ぎ、お願いまで。」
「まずは略儀ながら書中をもってご挨拶まで。」
「まずは書中にて御礼申し上げます。」
「略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます。」
「まずはお詫びかたがた、お願い申し上げます。」
「まずはとり急ぎ、お見舞い申し上げます。」

今後の親交を願う結びの例文

「これからも変わらぬご交誼賜りますようお願い申し上げます。」
「末筆ながら、今後とも変わらぬご愛顧のほど重ねてお願い申し上げます。」
「今後ともかわらずお引き立てのほど、よろしくお願い致します。」
「末筆ながら、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。」
「今後とも、ご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。」
「今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。」
「何卒引き続きご指導、ご厚情を賜りますようよろしくお願い申し上げます。」
「今後ともよろしくご指導くださいますようお願い申し上げます。」
「末筆ではございますが、末永いお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。」
「今後とも変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。」
「今後とも変わらぬご厚誼とご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。」
「今後もご指導を仰ぐ機会もあるかと存じますが、その節はよろしくお願い申し上げます。」

まとめ・相手に応じた結びの挨拶がある

ビジネスで日常の業務で使うメールでは、簡略的に締めくくることが多いのですが、ビジネスの手紙となると、結びの挨拶は疎かにできないと言えます。一般的にビジネスの手紙では季節を問わない結びの挨拶を用います。いろいろなビジネスの手紙に応じた結びの挨拶があることがわかります。相手の繁栄や健康を祈る場合、ご活躍やご発展、ご健勝などの語句を盛り込みます。ただ用件を締めくくる場合、取り急ぎや略儀、ご連絡までや書中にてなどの語句を盛り込みます。今後の進行を願う場合、ご指導やご鞭撻、ご厚誼やご交誼などの語句を盛り込みます。相手に対して何を願うのかや、どのように接するかを考慮して、適切な結びの挨拶を選びたいものです。

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