便箋の選び方:フォーマルな場面で差し出す手紙の場合

万年筆

目上の方に差し出す近況報告や丁寧に書きたい様々なお礼状などに使う便箋はどのようなものを選びますか?ビジネスシーンで使用する便箋もこのフォーマルなものに含まれます。

ビジネス文書で横書き便箋を多用する理由

ビジネス文書は横書きで構いません。なぜならビジネス文書における「数字」の扱いが基本になるからです。日本人ならば漢数字を使用することも多いのですが、このようなビジネス文書では「1 2 3」と表記する「アラビア数字」を使用した方が内容が伝わりやすく間違いも少ないからです。

「アラビア数字」を縦書きにするとさっぱり意味がわからない表記になってしまうことがあるため、ビジネスようなら横書き便箋を選びましょう。

礼儀正しい佇まいは縦書きで伝える

目上の方へ差し出す手紙は縦書きの便箋がベストです。規則があるわけではありませんが、日本人ならではの文字の書き方は「縦書き」なのです。縦書きの便箋に丁寧な文字で文章を綴ることこそが、相手への「敬意」を表現するという要素を持っているからです。縦書きであれば罫線の有無にとらわれずに差し出すことができます。

フォーマルな手紙には白い便箋

真っ白な便箋にしたためられた手紙は美しさすら感じられます。現代の手紙では純白でなくてもごくうっすらと色がついているものを使用することもありますが、それでも淡いアイボリー色が限度と考えましょう。

白系統の便箋でも、様々な用紙があります。いわゆる「上質紙」と呼ばれる重みもあってペンの滑りも快い紙が書きやく、文字も読みやすいものとなります。書道用具の老舗メーカーなどが作っている便箋ならば「筆ペン用」「万年筆用」などと、筆記具によって最適な紙質を表記しているものもあります。また表面の表情が美しい和紙の便箋なども、先様にはちょっとした上質感を味わってもらえるかもしれません。

ちなみに和紙の便箋には「白」を基調としながらも金銀や色紙などの細かない素材をすき込んだものがあります。あまりにもカラフルなものは適しませんが、お祝い事などであればそのような少しだけ色味があるものも良いでしょう。

あくまでもフォーマルに、上質で上品なものを選ぶように心がけることが大切です。

罫線のない真っ白な便箋には下敷きを利用する

「真っ白な紙に字を書く」というのは途方も無い作業のように感じます。しかし販売されている便箋の大半には便利な「下敷き」がついています。とても便利なグッズなのでもしも付属しているものを購入したら、便箋を使い切っても下敷きだけは保管しておくと良いですね。便箋の大きさはほぼA4サイズからB5サイズなので、だいたい他の便箋にも使いまわせるツワモノとなるでしょう。

悲しみの表現には白無地がマストアイテム

あまり書く場面に遭遇したくない手紙ですが、お悔やみや悲しみの手紙を書かなければならないこともあるでしょう。そのような手紙には純白一色で罫線も引かれていない便箋を必ず選びます。書く方も読む方も辛い手紙は、薄墨でなるべく少ない行数で書くように心を砕きましょう。お悔やみの手紙は必ず1枚の便箋に収めることも礼儀です。

フォーマルな手紙で選ぶべき便箋:まとめ

「フォーマル」と言われれば、冠婚葬祭シーンのどこででも使えるものを考えます。色は白から淡いアイボリーかクリーム色まで、あくまでも礼儀を忘れずに丁寧にしたためることを忘れないようにしましょう。

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