宛名につけるのは「様」「御中」?正しく書きたい宛名の敬称いろいろ

プライベートでもビジネスでも、どんな時にも必ず必要なのが「宛名」です。当たり前のことですが、その書き方に悩んだことがありませんか?「手紙太郎様」と「様」をつければ一般的な手紙は良いのでなんの躊躇もなく書くことができますが、それがもしも学校の先生だったり会社だったりすると勝手が違うものです。

個人に宛てた手紙の宛名

単純に個人ならば「手紙太郎様」で良いのです。しかしそれが連名だったらどうでしょうか。宛てるのがご夫婦であればどう書いていますか?「手紙太郎様」の左の行に「花子様」や「奥様」と書き、必ずどちらにも「様」をつけます。時折見られるのは「手紙太郎様」「花子様」の下方中央に大きく「様」とひとつだけ書いてある手紙ですが、これはとても失礼にあたるので必ずおひとりずつの名前に「様」と敬称を書きましょう。

数名のご家族に宛てた場合は「手紙太郎様」の左の行に「御家族様」と書くと良いですね。

子どもさんに宛てた手紙の宛名

小学校の入学式前などに、子どもさんにお祝いの品に添えて手紙を書くこともあるでしょう。子どもさんの年齢に合わせた書き方をしてあげるのが良いですね。就学前の子どもさんならば漢字が書けない場合もあるでしょう。そんな時には「ひらがな」で書きますが、少しだけ注意が必要です。宛名として「てがみひかりさま」と書いても良いのでしょうが、もしも宛先不明になってしまったらという心配があります。そのような場合に備えて「手紙太郎様」の下に「方」をつけ、左の行に「ひかりちゃんへ」もしくは「ひかりさま」と書いてあげましょう。成人しているご家族の名前をきちんと明記することで事故が防げます。

役職のある学校の先生に宛てる手紙と子どもの担任に宛てる手紙

同じ先生でも少しずつ書き方が違ってきます。例えば昔の恩師で現在は学校の校長先生である場合には、始めに学校名を書いて次の行に「校長 手紙太郎様」と書きます。やってしまいがちなのは「手紙太郎 校長殿」です。これは失礼にあたるので、必ず役職を頭に書くようにします。子どもの担任の先生に手紙を書く場合などは学校名とクラス名を書き、行を変えてから「手紙太郎先生」と書きます。

ビジネスレターにおける宛名の書き方

ここは間違ってしまうと取引が止まるなどという事態も起こりうるので、十分注意して書かなければなりません。

直接担当者に宛てる手紙の場合は、社名を書いたら次の行に「〇〇部〇〇課」と進めてさらに次の行に「手紙太郎様」と3行の構えで書きましょう。社名と部署名は行を変えて書いた方がわかりやすいという点にも注意します。

担当部署に宛てる場合には社名の次の行に「〇〇部〇〇課御中」と記載します。会社自体に宛てて差し出す場合には中央に「株式会社〇〇御中」と大きめに書きましょう。社名が2行に渡るとかなり失礼な印象を与えますし、「そんな会社名ではありません!」と叱られることもあります。どうしても1行に収まらないと思ったら、「株式会社」を「(株)」に省略することも覚えておきましょう。

役付の方へ差し出す場合にも、社名と所属部署を書いたら行を変え、「肩書き」「氏名」「様」と書きます。決して「手紙太郎部長様」などと書いてしまわないよう注意してください。

敬称による宛名の書き方:まとめ

書き方次第では先様の「手紙を読む気持ち」さえ左右してしまう宛名です。敬称や肩書きの書き方一つで印象以前に失礼なものとなることもあります。正しい書き方をすることで印象を損なわず、郵便事故も防ぐことができるのです。

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