春浅い2月から春雨降る5月まで、「春」に使える「結びのあいさつ」

書き方

手紙の終わりをまさに結ぶあいさつを「結びのあいさつ」としています。年中使える結びのあいさつもありますが、四季折々の「時候のあいさつ」と一対として考えるともっと手紙の格が上がります。

まだまだ寒い2月から始まる春の「結びのあいさつ」

「立春」は2月の初めに迎えますが、まだまだ大雪が降ることもあるこの時期の手紙の最後に一番使いやすいと思われるのは

「まだまだ寒さが厳しい日が続きますが、お体にお気をつけください」

これは誰もが感じる季節感ではないでしょうか。春とはいえども寒さは未だ「厳寒」とも言えるもの、相手の体を気遣うという点ではこのあいさつがピッタリでしょう。どうしてもまだまだ寒さに負けそうな時期です。春が待ち遠しい気持ちも織り交ぜてみましょう。

2月に使いたいキーワード:「三寒四温」「受験」「春の訪れ」「良き春」「冬の終わり」

「春」を感じて自然が動き始める3月

3月のはじめには「啓蟄(けいちつ)」がやってきます。啓蟄から春分の日の間あたりからやっと体感的な「春」が到来したことを実感するでしょう。卒業式の時期でもありますね。

「春とともに、〇〇様にも良いことが訪れますように」

素敵だと思いませんか?春とともに良いことが訪れることを祈る、書いている自分にも何か良いことが起こりそうです。過ごしやすい気候になることから「お健やかにお過ごしください」なども使いやすい言葉でしょう。

人事異動や転属などもこの時期が多いですね。

「新しい土地で、さらに御活躍なさるようお祈りいたします」

こんな結びのあいさつも3月ならではです。彩り豊かな春を思わせる言葉や、新しい門出を祝う気持ちを表現すると受け取った先様も喜んでくれるでしょう。もしもこの時期受験の子供がいる家庭などには決して「滑る」や「漏れる」などの言葉は書かないようにしましょう。結果的に合格していたとしても、失礼にあたります。

3月に使いたいキーワード:「門出」「暖かな日差し」「雪解けの季節」「寒暖差」

草木の命が動き出す4月の「結びのあいさつ」

4月といっても近頃では夏を思わせるような日差しが照りつける日も出てくるようになりました。4月の始めと穀雨を過ぎた頃では気候が全く違うこともあります。下旬にはゴールデンウィークも控えていますね。

「春の穏やかな時期」であることも「花冷えの季節」であることも4月の特徴です

「季節の変わり目にあたりますので、風邪などお召しになりませんように」

季節の変わり目は風邪をひいたりなんとなく体調が優れないことが多いです。こんな風に相手の体を気遣いましょう。また4月からは新年度が始まり生活が一変する人も多い時期です。

「新生活でお忙しいでしょうが、あまり無理をせずにお健やかにお過ごしください」

などもちょっと無理や背伸びをしながら過ごす毎日では心に染みる言葉でしょう。

4月に使いたいキーワード:「新生活」「花の便り」「季節の変わり目」「花冷え」「活躍」

春浅い立春から穀雨を過ぎた「春」に使える「結びのあいさつ」:まとめ

2月から4月まで、春には特徴的な寒暖差や花便りがたくさんあります。また生活が変わる学生や新入社員・人事異動など人も物も動きが大きくなる時期です。手紙のはじめの「時候のあいさつ」でも季節を思わせる言葉「季語」を取り入れたものを用いますが、最後を飾る「結びのあいさつ」では季節以上に「相手を思いやる気持ち」を言葉に変えて大切に伝えることが重要でしょう。

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