絵手紙の書き方

手紙

絵のある手紙のことを絵手紙と言い、はがきや便箋に絵を描き、言葉を添えて想いを伝えます。絵手紙には特に決まった書き方などはなく、その時感じたことをそのまま絵にして短い言葉を添えて相手に想いを伝えます。
絵や文字の配置のコツをつかむことでより良い印象にすることができ、楽しみながら書くことができます。

絵手紙を書くための道具

【用紙】
白い官製はがきに直接絵を描くと、水の吸収が良くなかったりしてなかなか上手く描けません。そのため、絵手紙を書くときには絵手紙用のはがきを用いるようにします。紙の種類によって仕上がりが異なってくるので、素材や書き方に合わせて紙を選ぶようにします。
はがきの定型サイズは、縦14㎝×横9㎝ 重さ2g~6g
定型外なら丸い形やうちわ型などにして郵送することもできます。

《画仙紙》
水の吸収が良く乾き易く、初心者にお勧めの素材です。
かすれができやすく、その特徴を生かして絵に味わいを出せます。
鉛筆書きを消しゴムで消すと跡がつきやすいのが特徴です。

《水彩紙》
荒目、中目、細目と紙肌を選ぶことができます。
にじみにくく、水の吸収が悪く乾きが遅いのが特徴です。
水彩絵の具で描くのに適しています。

《画用紙》
水の吸収と乾きは普通。にじみやすい素材です。
消しゴムの跡が残りにくいので、下書きしてから絵を描くのに適しています。

《ケント紙》
薄めの紙で、柔らかな紙肌です。
水の吸収が悪く、乾きも遅い。にじみにくい素材です。
水彩絵の具やサインペンで描くのに適しています。

【筆記用具】
絵手紙を描くはがきの材質が決まったら、次は絵を描く道具です。一般的には筆を用いますが、どのような筆を使わなくてはならないというきまりはなく自由に筆記用具を選んで用いることができます。線の太さを太くしたり細くしたり、かすれさせたりすることで絵に変化を与えることができるので水彩絵の具やサインペン、クレヨンなどを使い分け、それぞれの持ち味を生かすと良いでしょう。
絵を下書きする時に用いる鉛筆は、上から色を塗っても鉛筆で描いた線がはっきり見える2Bから4Bがお勧めです。より本格的に描きたいなら、紙巻鉛筆ダーマトグラフを用いると濃淡をより強く表現することができます。ダーマトグラフには油性タイプと水性タイプがあり、色鉛筆とクレヨンの間といった描き心地です。

【落款】
絵手紙は、はがきサイズの紙に絵を描いて落款を押します。
落款とは自分の作品に押すスタンプのことで、絵手紙に落款を押すことで紙面が引き締まります。消しゴムに文字を彫って簡単に作ることもできるので、持っていると作品性が強くなります。

顔料にこだわるなら

手紙に使う顔料は、日本画の顔彩です。顔彩とは顔料と膠(にかわ)を混ぜた絵の具のことで、透明感がある色合いが特徴です。
絵手紙を本格的に始めたいと思う初心者には18色セットが使い勝手が良いでしょう。

絵手紙の文字の入れ方

絵を描いたら、次に文字を添えます。
「暑い!」 「また今度!」 「辛い!」 など
思い浮かんだ言葉やつぶやきをそのまま表現しましょう。
もし良い言葉が思い浮かばないならば、擬音語、擬態語を書いても良いでしょう。
「じめじめ」 「おろおろ」 「どっすん」 など
自分らしい絵に自分らしい言葉を添えれば出来上がりです。

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