手紙のマナー

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より良い手紙を書くために

一通の手紙には、その人の教養や品位が表れてしまいます。たかがハガキ1枚としても、大切にする必要があります。しかし、格式ばかり重んじたり、美辞麗句を並べれば良いものではないのです。相手に心を開いて読んでもらうためには、真心を込めた文章でなければ、真意が伝わることはありません。大げさな形容詞や表現に技巧を凝らすよりも、思ったことを自分の言葉で書くことが重要です。普段、自分が使い慣れている言葉で、素直に気持ちを表せれば、相手の心がつかめます。流行りの言い回しよりも実際に自分が感じたり目にしたことをありのままに書けば、真実味が増します。手紙は、書き文字を通しての心と心の触れ合いでもあり、用件主体のメールとは違います。自然に自分の考えなどを相手に伝えられる手紙にしたいものです。

書き方のエチケット

手紙は相手に相応しい書き方を心がける必要があります。会話では相手によって取り上げる話題や表情、言葉遣いなどが違ってきますが、手紙の場合も、ほぼ同様のことが言えます。相手の年齢・性別・立場・親しさなどの条件に応じて、敬語などを使い分けて相応しい文章にします。また相手に何を伝えたいのか目的をハッキリと書かなければなりません。手紙を書く前に内容を整理しておくことが大事です。前置きや余計なことを長々と書くと、手紙の用件がぼやけてしまいます。さらに手紙の種類や性質に相応しい書き方もあります。自分の意思を伝えるものであれば、あいまいな文章は極力避け、個性的に表現することも必要ですし、事務的な物では簡潔さや正確さが求められます。

書き方の心構え

手紙の文章は、社会生活上の慣習などから基本的な形式があり、用語についても手紙独特のものがあります。手紙は個人的なものですから、何を書いても自由なのですが、常識を著しく外れたものは礼を失することもあります。また順序良くまとめた文章でないと、相手が思い違いをしたり、要点を見落としたりしがちです。特に内容が複雑であれば筋道を立てた文面にする必要があります。また手紙文を年賀状のように印刷する人もいるようですが、文字は下手でも丁寧な手書きの方が好感が持たれるはずです。しかし、いくら達筆でも、読みにくく崩した字体や乱暴な文字は、好意を持たれません。さらにどんな文字でも誤字や脱字があっては、見識を疑われるので怪しいものは調べておきましょう。

タイミング等

意外と知られてないのが、手紙を出すタイミングです。タイミングを外した手紙は、気の抜けたビールと言われ
るほど味気のないものとされます。手紙を効果的なものにするためには、タイミングを外さないことが大切です。タイミング次第で、ノーがイエスになることもあります。この点は電子メールと同じと言えます。特に返事や礼状などは早ければ早いほど価値があり、どちらかというと内容よりも時期が優先されるようです。手紙は基本的にタイミングは重要なのですが、感情的なものは注意する必要があります。相手に怒りを知らせる目的の手紙は、理性を失いがちで、後々後悔することもあります。その怒りを落ち着かせ、冷静に判断し、客観性のある怒りとして表現することが肝要です。一度書き終えた手紙は、どんな場合でも、読み返すことを心がけましょう。

手紙の書き方  手紙の書き方

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