春の時候の挨拶

tegami

仲春とされる四月

四月は古来日本の言い方では卯月と呼ばれています。○○の候などと単純な挨拶の形で用いたり、挨拶文の要の言葉には、陽春・温暖・花信・花ぐもり・おぼろ月・春雷などがあります。挨拶文の例文としては、次のようなものが挙げられます。春陽麗和の季節。花の四月。百花の春。桜花爛漫の候。暮春の候。春暖ひとしおおぼえます。しきりに花の便りが聞かれる頃。春たけなわの候、良い季節になりました。公園の桜が満開です。一陣の風に舞う桜吹雪。花いかだが流れる頃に。春風駘蕩。春眠暁を覚えずとか申す頃に。鳥も歌い花も笑う。三日見ぬまの桜かな。春宵一刻値千金。しめやかに降る春雨に。春も別れを告げますが。もう桜も散ってしまいました。散る花を惜しむ心の今日この頃。花冷えと言うのでしょうか。菜の花畑に蝶が舞い遊び。花に変わって若葉の緑が。葉桜の頃となり。若葉の光もさわやかに。月もおぼろにかすみ。暮春の哀愁にひたりながら。行く春を惜しみつつむ移ろう季節。おぼろ月夜に春の風。このようなものを参考にして時候の挨拶としてください。

晩春とされる五月

五月は古来日本の言い方では皐月と呼ばれています。○○の候などと単純な挨拶の形で用いたり、挨拶文の要の言葉には、暮春・惜春・老春・残春・微暑・更衣・向暑・薫風・新緑・若葉・八十八夜・初がつおなどがあります。挨拶文の例文としては、次のようなものが挙げられます。薫風の季節。すがすがしい新緑の頃になりました。晩春の候、晩春初夏の候、緑したたる五月。風薫る若葉の季節に。葉桜が日増しに色濃くなり。五月の鯉の吹き流し。目に青葉、山ほととぎす初がつおとか申す頃に。若葉に風薫る頃となりました。春色も既に衰え。旅行の絶好のシーズンとなり。牡丹咲き誇る頃。暑からず寒からず、良き日和に。バラの新芽がぐんぐん伸びて。青葉をわたる夕風も快く。さつきやつつじは花の見ごろをむかえて。うっすらと汗ばむ今日この頃。青田をわたる風。すっかり夏の気配を感じます。吹く風も次第に夏めいてまいりました。雲のたたずまいも夏の近さを感じさせます。日差しの強さが夏を呼び起こすように。このようなものを参考にして時候の挨拶としてください。

初夏とされる六月

六月は古来日本の言い方では水無月と呼ばれています。○○の候などと単純な挨拶の形で用いたり、挨拶文の要の言葉には、麦秋・入梅・梅雨・霖雨・梅雨空・梅雨晴れ・長雨・短夜・田植え・麦刈りなどがあります。挨拶文の例文としては、次のようなものが挙げられます。すがすがしい初夏の季節。さわやかな初夏の候。緑陰したわしき昨今。いよいよ短夜の季節となり。若鮎おどる頃。木々をわたる風もすがすがしくなり。衣替え後に梅雨寒となり。さみだれの候。雨喜ぶあじさい一輪。うっとうしい梅雨の季節。蒸し暑い日が続きます。若葉から滴るしずくが途切れず、雨音が続く頃に。毎日うっとうしい日が続きます。雨に濡れた緑が色美しく。毎日いやな雨ばかりです。梅雨にかすむ若葉の賑わい。ぬかるみに轍が消えず降り続く雨。水たまりに水輪が重なる。傘の花が開く交差点に季節を感じて。長雨に心も滅入ります。梅雨の晴れ間に。梅雨時に珍しい青空。梅雨明けが待ち遠しく。このようなものを参考にして時候の挨拶としてください。

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