人類最初のコミュニケーションツールである手紙の歴史に学ぶ

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手紙の歴史を知りましょう

手紙に親しむには、まず手紙の歴史を簡単に知るのも楽しいのではないでしょうか。調べてみますと、手紙らしきものは奈良時代以前だったようですが、一般的な私用の手紙の元となったのは、奈良時代の万葉集の歌が和文の手紙の始まりだったとのことです。7人の歌人による和歌が手紙の始まりだとは、手紙というものは何と雅なものでしょうか。平安時代になりますと、書簡は物語、日記、随筆の中に多々著されています。鎌倉・室町時代になりますと、和文・漢文の混合文章として武士の間に候文が使われるようになりました。私たちも時代劇などを見ていると目にするものです。現在も手紙のマナーとして手紙の構成がありますが、室町時代にはこの手紙の構成がだいたい完成していたようです。江戸時代になると、手紙の文体も通俗化し、寺子屋などで習字の教科書にもなりました。飛脚という配達制度ができた事により、手紙文化が発達した時代でした。明治の中頃にはまだ候文ではあったものの、それまでの巻物に書いた手紙が西洋を模して便箋を使うようになりました。筆記用具も筆からペンに変わっていきました。昭和に入りますと、候文から口語体の手紙に傾きかけていたものの、太平洋戦争の前後に文体や漢字、送り仮名など、国語の混乱があり、その後は現代に向かって候文は消滅し口語体の手紙文になったということです。封筒や葉書が西洋のように横書きも増えてきた頃です。現在はビジネス文書のみならず、プライベートの手紙でも横書きのものが多くなってきたように思えます。手紙が身近なものかどうかは個人によって違いますが、このような長い歴史の中に埋もれたものがある中で、現在の手紙の形が残されたのですね。

コミュニケーションツールの歴史

あなたにとってコミュニケーションツールとは何ですか?とっさに気が付くのはいつも手に持っているそのスマートフォンではないでしょうか。私も同様です。常に持ち歩き自分のそばに置き、またはいつも手に握っていたり首からぶら下げていたり、まるで自分がスマートフォンを持ち歩いているのか、スマートフォンが自分を持ち歩いているのかさえわからなくなるほど、無くてはならない物になっていますね。でも落ち着いて考えてみると、コミュニケーションツールの基本は「会話」です。はっきり言って「口から出る言葉」です。その上で私たちは今までどんな道具を使ってコミュニケーションをしてきたか、ここでも時代と共に変化してきたコミュニケーションツールを調べてみましょう。さきほど手紙の歴史を時代ごとに知りましたが、手紙の次のコミュニケーションツールとしてあるのが電話です。皆さんの子供の時代にはもう無かったかもしれませんが、「黒電話」と言われるダイヤル式の電話が昭和30年~40年頃にありました。昭和60年ぐらいまではダイヤル式で、その後電話の形もスタイリッシュになりプッシュホン式に変わっていきました。次に通称ポケベル「ポケットベル」が使われていた時代がありました。約20年前に青春時代を過ごしていた人たちにとって懐かしいポケベル、高校生から社会人、特に営業の仕事の人にとっては必需品だったものです。そしてPHSから携帯電話へ。1980年代の終わりから1990年代は携帯電話の時代で、一人に一台の電話も夢ではなくなり、外出しても海外旅行先でもまるで隣に居るように誰もが持つものになりました。そして2008年からはスマートフォンの時代がやってきて、いつでもどこでもパソコンを持っているような便利なコミュニケーションツールとなりました。人と人のコミュニケーションを助ける、手紙からスタートした人類のツールはとうとう小さなパソコンを持ち歩くスマートフォンになってメールという短文のやりとりに変化していったのです。

手紙を書くための準備は?

では、また手紙を書く時の準備についてお話ししましょう。手紙を書く前に準備しておくものは何か考えてみましょう。普段から手紙を書く習慣がない人は、いよいよ手紙を書くとなると近所の文房具屋やホームセンターの文具売り場へ行って、便箋と封筒、またはポストカードを買うでしょうか。それとも郵便局へ行き、葉書を買うでしょうか。どちらにせよ郵便局かコンビニで葉書や切手を買う必要がありますね。現在は葉書が52円、封書は82円の切手が必要です。手紙を書く習慣のある人は季節の切手や記念切手をその時々に郵便局で購入し、手紙を送った相手が季節感を楽しんでいただけるよう心配りすることもよくありますよ。そして、書く物は何ですか?ボールペン?筆や筆ペンは私自身も避けたいですが、正式には黒インクの万年筆を使うことです。黒のボールペンも良しとしましょう。手紙を書いている途中でインクが切れてしまわないように十分にインクが入っているかを確認してから、さあ、書いてみましょうか。

手紙の書き方  手紙の書き方

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