欧米ではハロウィンが終わると、クリスマスモードに街は包まれます。旅先で会った方や、ホストファミリーなど、海外の方に手紙を出してみるのも楽しいイベントの1つです。
しかし英語力にはまだ自信がないという方のために、クリスマスカードの使える例文や、英語での住所の書き方を紹介いたします。
・日付は日にち、月、西暦の順で書くのがイギリス式。アメリカ式は日にちと月が逆です。どちらでも通じますが、序数詞(1st)などを使いましょう。ただしクリスマスカードには一般的に日にちを書きません。
・Dear ○○で書き始めましょう。親しい間柄なら、ニックネームでも構いません。ホストファミリーのお父さんやお母さん、学校の先生など、目上の方にはMr.やMs.といった敬称と下の名前を書きます。
・結びの言葉はSincerely yours, Truly yours, With best wishesなどがあります。
・サインは手書きで漢字でも良いです。下に英語での読み方を書いておきましょう。
日本語訳をカッコ内に表記しますので、必要なものをアレンジしてみてください。
Dear Anna
Merry Christmas!
How about you? I have started my last semester at University from September.
Please say thanks to your parents instead of me.
I can not forget memorable days that I spend with your family last year.
Truly yours
有田 美由希
Miyuki Arita
(親愛なるアンナへメリークリスマス!そちらはどうですか?私は9月から最終学期を始めました。どうか私に代わって、ご両親に感謝の意をお伝えください。あなた方一家と過ごした素敵な日々は、忘れられません。Arita Miyukiより)
Dear Mr.Nicholas
Please accept my warmest wishes for a blessed Christmas, and I wish your new days will be more special for you.
Sincerely yours.
田中 健
Ken Tanaka
(ニコラス先生へ 素晴らしいクリスマスを迎えられますように。また、新しい日々が先生にとってさらによきものとなりますようお祈り申し上げます。Ken Tanakaより)
今やインターネットでいつでもどこでもメッセージを送ることができますが、せっかく海外の方に出すのですから、和風とクリスマスの融合したカードなどを選んで、手書きのクリスマスカードを送ると大変喜ばれるのではないでしょうか。また、クリスマスはクリスチャンの方が祝うものですが、Merry Chiristmasの代わりにHappy holiday!などを使えば宗教に関係なく、どんな方にも使えますので、アレンジ次第でたくさんの方に出すことができます。相手の宗教がわからない時などは、無難に使えますので、ぜひ使ってみてください。