ビジネス文書での季節感の出し方とビジネス文書が上達する書き出しの文例

tegami

苦手な文書作成が上達する方法

メールならまだしも、普段の手紙を書くのもおっくうなほど文章力に自信がない人にとって、仕事の文書作成は頭の痛い作業ですね。仕事を続ける以上嫌でもついてまわるのですから、文章力に自信を持って、すらすらとビジネス文書にも早く慣れてしまう方が得策かと思います。できるだけ早く文章力を身に着けるために心がけるポイントをお伝えします。文章力がある先輩が身近にいますか?彼らをよく注意して見てみてください。文章に接する時間が長いはずです。よく新聞を読む、読書をしている。ネットでも読むことができる現代ですから、ネットなのか新聞、本なのかは別としてよく文章を読んでいるということがわかるでしょう。文章を読むということは、情報収集や楽しむという目的もありますが、それと同時に文章の流れが自然と頭の中に入ってくるのです。本をよく読む人は手紙も書く人が多いようにも思えます。良い文章は実体験を伴うものです。実体験があればあるほど具体的な文章が書け、読み手に伝わるほどの表現力にあふれるものです。日記を書く、ブログを書くなどして、自分が今日体験したことをそのまま文章にすることが、文章力(表現力)を磨くことになります。たまにしか書かない文章は稚拙ですが、書き慣れた人の文章は素晴らしい表現力で流れるように読めるものです。プライベートでもビジネスでも手紙を書く機会に毎回辛い思いをするよりは、社会人として文章力を磨いてみませんか?

ビジネス文書の書き出し(頭語・前文)

手紙というものには流れがあります。形式ともいいます。その一連の形式を知りましょう。まず、「頭語」があり次に「前文」があります。この両方を合わせて手紙の書き出しになります。そして「本文」「結びの挨拶」「結語」の流れになります。頭語と結語はワンセットになります。頭語と結語のセット例をいくつかご紹介しましょう。

・一般的な手紙では「拝啓」→「敬具」「敬伯」

・丁寧な手紙の場合「謹啓」→「謹言」「謹白」

・敬意を表す手紙は「恭敬」→「再拝」「九拝」

・前文省略の場合「前略」→「草々」

・急用の場合「急啓」→「草々」

・返事の場合「拝復」→「草々」「敬具」

頭語の次に前文を書きますが、ここでは季節を問わない書き出しの文例をご紹介しましょう。

・天候不順のみぎり、お元気でご活躍のことと存じます。

・すっかりご無沙汰いたしまして、申し訳ありません。

・時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

・平素は並々ならぬお引き立てを心より感謝申し上げます。

・平素は何かとお心にかけて下さいまして有難うございます。

・いつもご高配をいただき、誠にありがとうございます。

・いつも一方ならぬお力添えにあずかり、誠に有難うございます。

季節によって違うビジネス文書の書き出し

それでは、書き出しに季節感を織り交ぜたビジネス文書の書き出し部分をご紹介しましょう。

1月の書き出し

・新春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

・厳寒の候、貴社ますますご繁栄の事とお喜び申し上げます。

2月の書き出し

・向春の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

・梅花の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

3月の書き出し

・早春の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

・浅春の候、皆様お元気でお過ごしのことと存じます。

4月の書き出し

・春暖の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

・桜花の候、皆様お元気でお過ごしのことと存じます。

5月の書き出し

・立夏の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

・風薫る季節、皆様お元気でお過ごしのことと存じます。

6月の書き出し

・入梅の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

・麦秋の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

7月の書き出し

・盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

・暑さもようやく厳しさを増してまいりましたが、山田様にはお変わりなくご健勝のこととお喜び申しあげます。

8月の書き出し

・新緑の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

・残暑の候、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

9月の書き出し

・初秋の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

・新秋の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

10月の書き出し

・清秋の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

・秋冷の候、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

11月の書き出し

・寒気の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

・菊花の候、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

12月の書き出し

・歳晩の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

・初雪の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

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