尊敬される美しい手紙を書く人は大人らしさがきらりと光る

tegami

大人らしさが光る美しい手紙の書き方

手紙を書く時に大人らしさも子供っぽさも考えたことなんてありません。それが普通の事でしょう。ところが、いざ人から頂いた手紙を読むと、何となく感じの良い手紙だとか、いい歳して何だろうな、などとふと感じることはあると思います。やはり大人っぽい素敵な手紙が書けたらちょっと自慢ですね。便箋に封筒を用意して手紙を書くという機会が少なくなった時代だからこそ、たまには離れて暮らす親や友人に手紙を書いてみたいと思いませんか?

では、頂いた手紙を素敵な文章だと感じたり、いい歳した大人が何だこれは、と感じたりするのは何が違うのかわかりますか?これは手紙の構成に当てはまらない場合に違和感を覚えるからなのです。手紙を読んで、構成に基づいて書かれた内容は心にすんなり入ってくるものですが、構成に当てはまらず文章が乱れていたとしたら、結局何が言いたいのかわからない手紙になるのです。気持ちよく、心地よい文章の流れを表すものは、手紙の構成に当てはまっているからなのです。では、手紙の構成はどのような形なのかを知りましょう。手紙というものは4つの部から成り立っています。これが「手紙の4部構成」です。「前文」「主文」「末文」「後付け」という4つの構成から成り立っています。それぞれにどのような役割があるかを知りましょう。

手紙の大人らしさは前文の有無による

まず「前文」ですが、これはまず手紙を読んでいただくための挨拶をする部分ですが、頭語といって、簡単な季節の挨拶や受け取り手の健在を伺うもの、またそれにプラスして書き手側の安否や簡単な近況報告、または日頃のご無沙汰を詫びるような事を書く部分です。これは親しい間柄では省かれる場合もありますが、いきなり要件に入るよりは大人の手紙らしさがあります。頭語や時候の挨拶などの文例は手紙の書き方の本や、インターネットで調べながら使ってみると良いでしょう。

主文は大切な要件にあたる

次は「主文」になりますが、これが本来この手紙を書く理由に当たる部分で、この事が言いたいがためにこの手紙を書いているのだという部分です。本題に入るために「さて、…」と前文の挨拶から切り替える言葉を入れます。そしてその後に読み手に伝えたい内容を書き連ねることになるのです。大人らしく丁寧な言葉遣いで、回りくどくなく、言いたい事がはっきり伝わるようにします。ビジネス文書の中には無いような感情を入れる事ができるのが一般的な手紙の良さです。手紙の趣旨によっては感情を伝える文章になってもおかしくはありません。ここで書く文章は、受け取り手に伝えたい内容なのですから、感情の有無はどちらも成立します。だからこそ美しい文章にも身勝手な文章にもなってしまうので、主文こそ書いた本人の主観ではなく何度も読み返して客観的に判断する必要があるようです。

末文とは最後に書くから?

「末文」は最後に書くから「末文」。確かにそうですね。最初に書いた挨拶の部分と重なる内容になるかもしれませんが、相手の健康を祈る言葉や、今後もお付き合いをお願いする言葉などが一般的です。そして、結語なども使いより手紙の構成に当てはまった形にする部分です。「末文」も「前文」同様にこの手紙の要件を挟んでの形式ですから、両方ともにあまり長い文章になってはおかしいのです。結びの言葉として適当な長さで書きましょう。

親しさによっては付けても良い「後付け」とは?

本来なら「前文」「主文」「末文」で手紙は成り立つのですが、最後の最後にこの手紙を書いた日付、宛名、書いた本人の署名などがこの部分に当たり、これも重要な要素です。しかし、「後付け」の中には追伸やP.Sなども含まれます。これはいわば「付け足し」の文章ですから相手によっては失礼な事になります。目上の人や敬意を示す相手に対して「付け足し」の文章はあり得ないのです。その場合は「主文」の項目の中に入れるべきなのです。しかし、親しい相手に対しては、少々くだけて追伸やP.Sとして気に留めておいてほしい事柄を短文で伝える手法もあるのです。これが意外にも心に残るので、心理的に本当は主文よりも伝えたい事を書く場合もあるかもしれませんね。あくまでもその戦法は一般的ではありませんが。間違っても改まった手紙には使わないよう気を付けてください。

形式よりもハートを伝えましょう

「やっぱり手紙を書くって難しいいよ」と、せっかく手に取ったペンを置いてしまうのはまだ早いですよ。ここまで読んでくださって、難しいと思ったのは形式に捕われてしまうからです。大人として手紙と言うものはこのような構成になっている事を知り、その上で書き始めてみましょう。形式よりもハートが大切だとすぐにわかります。

“A子さんへ、暑い日が続きますがお元気ですか?たまにメールでやりとりしているので、このように手紙を書く事は初めてかもしれませんね。とても照れますが僕も元気で毎日仕事に励んでいます。勤め先の夏休みには実家に戻るつもりです。もし時間が合えば同級生を誘って皆で一度会いませんか?社会人になるとなかなか会えないので出来るだけ盆と正月は地元で集まりたいと思っています。良かったら君も友人を誘っておいてください。また連絡します。体に気を付けて元気な姿で会いましょう。  ○月○日   B男      追伸:僕の盆休みは8月11日から18日です。”

このような友人に出す手紙はハートがこもっていますね。同級生、実家、地元、温かさが文章に表れています。それでも手紙の構成に当てはまっています。そして最後の追伸の効力もお分かり頂けましたか?これは主文の中に入れても良いのですが、追伸で書くと「付け足し」というより「覚えておいてね!」というインパクトがありますね。

さあ、せっかくペンを取ったのですから、書き始めましょう。大人らしいハートがこもった手紙を。江上が

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