読点の入れ方

tegami

前回は句点の入れ方について学びましたが、今回は「読点」の入れ方をご紹介します。読点は句点に比べてその入れ方に悩む人が多いはず。きちんと理解せずに、入れたいところにどんどん入れていると、変なところで意味が切れてしまい、何が言いたいのかよくわからない文章になってしまいます。しっかり理解して大人として恥ずかしくない美しい文章を書くように心がけましょう。

読点とは

「読点」とは「、」で表され、文章の意味が切れるところに入れて読みやすくするものです。ではどのくらいの頻度で読点は入れられるものなのでしょうか。一般的な文章には、1文につき平均1~2個の読点があるそうです。ですから、1つの文章に3つ以上読点がある場合は入れ過ぎであり、文章を読む人に違和感を与えてしまいます。一度Wordなどの検索機能を使って、読点の数を数えてみるのもいいですね。

読点の正しい入れ方

では読点を正しく入れるにはどうすればよいのでしょうか。以下にそのルールをまとめましたので参考にして下さいね。

■ 主語の後に入れる

これは一番私たちになじみのあるルールですね。主語をはっきりさせるためにも大切です。

(例:私は、昨日東京へ行った。)

■ 接続語の後に入れる

これも比較的わかりやすいですね。接続語とは文と文をつなぐ役割がありますので、そのつなぎ目の部分に読点を入れます。

(例:君もつらいだろう。しかし、僕だってつらいんだ。)

■ 独立語の後に入れる

独立語は「おお」「うん」「ねえ」「しまった」など、応答、呼びかけ、感動、提示といった文の中で他の言葉とかかわりを持たず、独立した意味を持つ言葉です。この言葉の後に読点を入れます。

(例:ああ、どうしてあんな事をしてしまったのだろう。)

■ 助詞「て」の代わりに入れる

助詞「て」とは接続助詞であり、動作や作用が連続したり、兼ねたりするときに用います。例えば「料理をして食べた」や「美しくて静かだった」などのように使われます。この接続助詞「て」の代わりに読点を使い、すっきりとわかりやすくします。これを「中心法」と言います。「て」を使うより読点を使う方が切れ目がはっきりし、より文語的で「大人な文章」に感じられますよ。

(例:彼の声は美しくて静かだった。

→ 彼の声は美しく、静かだった。)

■ 並列関係にある語の後ろに入れる

例を挙げて説明するときに使います。ただし最後の語句の後ろには入れません。

(例:文章には主語、述語、目的語、補語といった語句があります。)

■ 主語が長い場合に、主語の後に入れる

主語に長い修飾語がついて、どこまでが主語なのかがわからない時に主語の後ろに入れてわかりやすくします。

(例:昨日母が買ってきた3000円の本の表紙が、破れてしまった。:主語は「表紙が」)

まとめ

いかがでしたか?読点の正しい打ち方をご理解頂けたでしょうか。上記のポイントをうまく取り入れれば、読点をどこに入れるべきなのかが自然とわかってくるはずです。しかしまだ自信がない場合は、一度声に出して文章を読んでみましょう。もし正しい場所に読点が入っていれば、息づぎもスムーズで読みやすいはずです。周りの人にも聞いてもらって確認してもらいましょう。

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