これからあなたが書く手紙が縦書きの便箋やハガキだとしましょう。
一気に書き終えたら、心理テストの始まりです。
書き方の「お手本」のような「楷書体」で文字を書く人の方が多いようですが、書道を習ったことがある人の中には「草書体」で文字を書く人もいますね。
「楷書体」「草書体」はどちらもきちんとした「文字の型」として成立しているものですが、この心理テストの場合は草書体の「ような」崩した文字を書くかどうかで診断することができます。
1.草書体をさらに崩したような文字を書いている
2.何を書いてあるのか他人では判読できない文字
3.今日に限ってなぜか文字が繋がったり草書体のようになっている
あなたの手紙の文字はどのタイプですか?
目次
我が道を行きすぎていて、もはや誰もついていけないようなタイプです。ただし、他人に対する情けはあるので嫌われこそはしませんが、かなり自己中心的な人です。
草書体よりもさらに上をいく「崩し文字」「続け字」を書く人は、その文字を書いた自分が読むことが可能なので他人が読めないのは「おかしい」ときっぱりと言ってのけられる太い神経を持っています。
自分の思いを他に伝えるためのツールが文字であるのに、「読めない?あなたが悪いんでしょう?」と言ってしまう俺様タイプなんですね。
結局、このタイプの人にとって文字とは「自分の好きなように書けば良い」というだけのものになってしまっているようです・・・
自分に自信があるタイプに多い筆跡で、政治家など「偉くないけれど偉い人」に見られます。
「唯我独尊」を地で行っている人の筆跡は、草書体や崩し文字など全てを超越した型をなしています。戦国武将の書いた手紙などは「見る」ことはできても「読む」ことはほぼ不可能ということがままあります。これが超越型の特徴なのです。
読む側にしてみればもはや「読める記号」とはかけ離れ、もらった手紙を手に電話をして内容確認をしなければならない事態が発生してしまいます。
かなり「我流」の人で、「読みたいように読めば?」とでもいいそうな字面になっています。この傾向が強ければ強いほどワンマン体質がパワーアップしていく傾向があります。
「自信家」「ワンマン」などと書かれると悪いことのようにしか取れませんが、実はグローバルに展開している企業のトップに上り詰める人に特徴的な筆跡とも言えるでしょう。
いつもは楷書体で「きっちり」とした文字の手紙を書く人は、物事に対して白黒はっきりさせないといけないと考えているでしょう。まあ、物事の白黒をつけない方が実際としては変なのかもしれませんが・・・
そのようなタイプが「今日に限って崩し文字」の手紙を書いてしまった時は精神的に疲れが溜まっているサインだったりするのです。手紙の相手に対して、自分の「ためこんだ言い分をガッツリ伝えたい!」とか「積もる鬱憤を吐き出してしまいたい!」などという時に比較的文字が崩れて続け字になったりする傾向になります。
「草書体」「崩し文字」「続け字」などなど、文字同士が連結していたり書き手以外には読めなかったり。手紙の文字は「物事を伝える記号」だということを忘れずに書くようにしたいですね。