あなたはこれから手紙を書くところです。
まずは一通り書いてから「止め」や「払い」を観察してみましょう。
1.「払い」を短めに書いている
2.右の「払い」を特に長めに払う
3.左の「払い」の長さが特徴的
4.「止め」の長さは長い?短い?
「止め」や「払い」のバランスはどうですか?
目次
「払い」の長さでわかるのは書く人の「抑制度」です。
払いが短い人ほど自己抑制が強い傾向にあります。なるべく目立たないようにしている人が多く、「気配を消すのが得意技」などという人もいます。
感情的になることも比較的少なくて、物事に対しては「静観」していることを得意としているでしょう。「早とちり」という言葉の意味が全くわからない!というほど落ち着いていると言えます。
服装なども派手さがなく、とにかく控えめな人と言えるでしょう。
「大」という文字を書くと比較しやすいのが「払い」の書き方です。
右の「払い」を長めに書くあなたは、物事にのめりこみやすいという特徴を持っています。「のめりこみやすい」というとなんとなく聞こえが悪いかもしれませんが、それだけではなく「成果を残す」という面をきちんと持っているのです。
物事に対して常に情熱を持って退治しますが感情の起伏が激しく、自己顕示欲も長さに比例してる良いと言えます。
言い換えれば、人並み外れた集中力とダッシュ力を発揮して物事に取り組みかつ結果を出せる人なのです。
左の「払い」を他の人よりも長く書いているあなたは「クール」が売りです。常に心理状態は「凪(なぎ)」と言えるほど乱れがありません。何かに固執することもなく、「来るものは拒まず、去る者も追わず」を常日頃から実践している人です。
ただ、ちょっとだけ移り気なところがあるようです。固執しないとはいうものの「熱中することもない」という特徴があって、恋愛や結婚では浮気に気をつけたほうが良いかもしれません・・・
何事にもあっさりした性格で他人を傷つけることも少なく、異性からのウケはかなり良いようです。
「松」「情」に代表される「きへん」や「りっしんべん」を書いてみるとわかりやすいのが「止め」の長さです。
「止め」の長さでわかるのはあなたの「気持ちのスイッチの切り替えタイミング」です。
「止め」を短く書く人ほど物事への取り組みが積極的です。気持ちのスイッチの切り替えが素早く上手で、次々と対象を変えながら取り組んでいくポジティブタイプです。
少し移り気なところはありますが、ポジティブさに免じて許してもらいましょう。
「止め」を比較的長く書くという人は気持ちのスイッチの切り替えスパンが長くてちょっとだけ下手な人が多いようです。一旦物事に対峙するとのめりこみやすく、聞こえは悪いですが「執着心が強い」タイプとも言えます。
何事にも粘り強く対応するため長続きするのは良いところなのですが、心理的に落ち込みやすい面も持っているようです。困ったことはクヨクヨ考え込まずに、眠ったら忘れて明日に持ち越さないようにしましょう!
「止め」や「払い」の書き方は、よほど注意をして書かなければすぐに「書きグセ」が出るものです。気にもとめずに書いている時こそ、本来の自分の性格や心理状態が反映されるものなのです。