「美」という文字は女性の名前についていることが多いですね。美しく育って欲しいという願いがきっと込められているのでしょう。
そんな「美」という文字を含んだ手紙を書いたら、その文字をよく見てみましょう。
1.「美」という文字を縦長気味に書く
2.「美」の文字を書くと横に張っている
3.「美」の8画目と9画目が大きく開いているor狭く閉じ気味
あなたの書く「美」はどんな仕上がりですか?
目次
この「美」という文字を縦長気味にかけるのは、バランス感覚に優れた人だけです。まさに美しさと気品を持ったお嬢様タイプなあなただからこそ書けるのです。ゆったりとした時間の流れの中でしか書けないのは縦長の文字と言われます。
真四角に書くよりも縦長に書く方がバランスが取りづらい上に「丁寧さ」を要求されるので、おっとりとした性格の人にしか得られない文字と言えるでしょう。
縦長に「美」という文字を書く人は、心理的に常に落ち着いています。
縦長に整えて書くのはちょっと難しいということがわかりました。では、逆にちょっと横広に書いているという人はどんな性格や心理を持っているのかをみてみましょう。
性格的には「せっかちタイプ」で、気品漂うお嬢様とは違ってきます。人のお世話をするのが好き、庶民派で面倒見が良い親分肌な人でしょう。
横に文字が張るのは行動範囲や視野が広いことを表しています。このためアグレッシブな性格で、なんでも世話役や幹事を買って出るようなタイプの人が横に広い「美」という文字を書く傾向にあるのです。
仕事の段取りもよく、次々と物事を頼まれても「どこからでもかかって来なさい!」と言わんばかりにバリバリこなして周囲の人からも一目置かれる存在と言えますね。
いつでもどこでも采配を振るえるよう、周囲の人の心理状態をも常に考えている人でしょう。
9画目と9画目だけをバラすと「人」という文字になります。ここの払い終わりを大きく開いて書く人は「顔が広い」もしくは「いろいろなところに顔がきく」という特徴があります。
ちょっと派手めでバブリーな印象を周囲に与えていますが、自己表現はかなり上手と言えるでしょう。
両方の払いを広めに書く人は人とのおつきあいがかなり上手い人で、初めて会う人にも「どうしたら自分を覚えておいてもらえるのか」ということを心得ているのです。
反対に、8画目と9画目の払い終わりが狭いという人はどうでしょう。「美」という文字を縦長に整えて書く「お嬢様タイプ」の人は、比較的この部分が狭く控えめな人が多いようです。
心理的に臆病な部分を持っているので、あまり表舞台に立つことを好みません。どちらかというと「インドア派」のようで、周囲からも「できれば見つかりたくない」という思いを抱えている傾向があります。
人前でプレゼンをするなんてもってのほか、幹事などを任されてしまわないように注意を払っている引っ込み思案な人ですね。
「美」という文字を縦長に書いている人は、もしかすると前世は貴族だったかもしれませんね。ということを考えると、女性が「美」という文字を書く場合は少し縦長気味に書いた方が上品な印象を与えることができるかもしれません。