文章の終わりに書く句点「。」をどうやって書くか、気にしながら手紙を書くことはあまりないでしょう。
でも、もらった手紙の句点がとても大きかったりどこかが必ず閉じていなかったとしたらちょっと気になりませんか?
1.句点「。」を必ず下から書くように注意している
2.「。」を下から書いて下側が閉じていない
3.下から書いて必ずきっちり閉じている
あなたはどちらのタイプですか?
「絶対に下から書く」「下の中心部から時計回りで書く」という人は基本に忠実な常識派です。
何につけても秩序立った行動を心がけていて、常識から外れるなんてもってのほか!という心理が常に心にある人なのです。
その根拠は、小学生の「書き方」の授業にありました。
句点「。」や半濁音「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」の半濁音符(記号)の書き順を習ったときのことを覚えていますか?
下側中心、6時の位置から時計回りに書きましょう。
そんなことは覚えていないし習ってもいません!と胸を張って言えるぐらい記憶の彼方ですね・・・
この時の書き順を忠実に守り、大人になっても道を踏み外さずに(?)貫いている人はかなりの常識人間と言えるでしょう。
少しだけ融通の利かない面もあるかもしれませんが、それをカバーできるほどの正しい生き方を日夜心がけているのがあなたなのです。
6時の位置からくるりと書いているけれど初めと終わりがくっついていない、隙間が空いているというあなた。
自分大好きです!
もしくはとにかく1番になりたいという心理を持っています。たとえ表立ってそんなことを考えたこともない、という人にも実は心の奥底では「人の下でセコセコと働くなんてまっぴら!」という思いが煮え続けているのです。
「自分大好き」というとそんなナルシストなんてイヤだと思うかもしれませんが、実は実業家タイプに多いのがこの「下に隙間ありの句点」を書くという人なのです。
自分のことが大好きで、かつ自分のことを分析できる力をつけたらすごい人になれますね。
身近に「きっちりと綺麗な真円で句点を書く人」がいたら、ぜひその人とお近づきになりましょう。そういう人は自分にも他人にも超シビアな対応を求めるので、あなたの「下につきたくない心理」を支える精神力を与えてくれるでしょう。
必ず下からきちんと書き順通りに書き、なおかつ始めと終わりの継ぎ目すら見えないぐらいに句点を書き上げる人は完璧です。
この書き方を子どもの頃から続けているとしたら、「モラルが洋服を着て歩いている」と思って間違いないでしょう。
親や先生など周囲の大人の言いつけを固く守り、生活は規則正しく。自分以外の人には優しくして決して迷惑をかけない、本当にお手本のような人言えます。
自分に厳しすぎるほどで「そこまでこだわらなくても」というほど「ルール」「規律」「秩序」にこだわる人です。
こんな句点の書き方をする人ばかりが国会議員や警察官だったら、日本に悪事を働ける人は存在できませんね・・・
句点「。」をどう書くかということは、他人との接し方にもよく現れるようです。「句点をしたから書く人」というだけでも3つのタイプに分けることができました。
友人からもらった手紙を出して、分析してみてはいかがですか?