あなたは今から友人に手紙を書きます。
あなたの書く文字はどれぐらいの大きさですか?
1.体は小柄だけど大きな文字を書く人
2.枠線いっぱい、あるいははみ出すぐらい大きな文字を書く人
3.思わずいつもより大きな字を書いてしまった人
4.常日頃から書く文字が人よりも大きい
書く文字の大きさでその人の心理状態がわかるといいますが、あなたはどのぐらいの大きさの文字を書きますか?最近来た手紙の文字はどのぐらいの大きさですか?
「あの人の文字、いつもより大きい気がするのだけれど・・・」という時にはまさにその手紙を書いた瞬間の心理状態が反映されているのです。
体格でもなんとなくその人となりを想像すること、ありますよね。大柄な人を見て「あの人、おおらかそうよね」といった具合です。
体格や見た目はかなりアバウトなもので、ざっくりしすぎていて掴みどころがありません。でも、文字は裏切ることなく、書いた時の「その人」を表すのです。
それでは、順に見ていきましょう。
目次
「文字は人を表す」という点とちょっと異なる見解です。大柄な人がおおらかな大きな文字を書く、というと文字は人を表しています。しかし小柄な人ほど文字を大きく書く傾向があるという見解もあります。
見た目が小柄な人でそこにコンプレックスを感じている人ほど「大きく見せたい」という心理が働いて大きな文字を書くという人がいます。
あなたは文字を習い始めた子どもの頃を覚えていますか?
習い始めた頃は「書き方ノート」の枠の中に文字が収まっていた人もいれば、どんなに頑張っても収まらずにはみ出していた人もいるでしょう。特に子どもの文字が大きいのは「行動力」と「生命力」がみなぎっているという点が大きく影響しています。じっと机について文字を書きながらも、動き出したくてうずうずしているという心の中が文字にあふれているのです。
「お願いの手紙」を書いたら、いつもよりも思わず大きな文字を書いてしまった・・・という場合。あなたにとって手紙の内容がかなり切実な問題だと言えます。告白の手紙ならばそれはそれは深い思いを感じているといえるでしょう。
その手紙の内容を積極的に相手に伝えたいという、強い意志が文字に現れています。またその意志は頑なに曲げられないという心理状態にあるといえるでしょう。
文字が枠線からはみ出すような勢いだったら、それはかなりの勢いで強固な意思を伝えたいと感じている時に書かれています。はみ出してしまうことはわかっていても、それ以上に意志や気力が有り余っているとも言えます。
普段よりも思わず字が大きくなっている時は、心理的に気力に満ち溢れ元気も有り余っている時なのかもしれません。
おおらかというのは確かです。反面「大雑把」ともいえるでしょう。リーダーシップを生まれた時から持っているような性格で、男性ならば「ついてこい」というタイプです。女性ならジャンヌ・ダルクのような革命精神を持っているかもしれませんね。
いわゆる「社長タイプ」とも言えるのが常日頃から文字が大きい人です。虚勢を張るというわけではなく、本当の「大物」になる程文字も比例して大きくなるのです。
行動力やリーダーシップ・強固な意思などが文字の大きさに現れるというのは実証済みと言えますね。
字の大きさは、その人となりを超えて生きていくバイタリティをも表しているものです。物怖じしやすい性格だったり引っ込み思案な人は、普段から大きな文字を書く習慣をつけると心理的にも有利になるかもしれませんね。