将来は「社長になりたい」と思っている人、案外いるのです。
成功したいと思うなら、大切なのは「準備」ですね。何も準備せずにただで大成するというのは、ものすごい強運でも持たない限り無理なのです。
準備するためには自分の「心理タイプ」を知ることが大切ですが、どうやったら「本当の自分の心理」を知ることができるのでしょうか。自分が思っている「本来の自分」の情報を得るカギは「筆跡」です。
あなたが書いた手紙の中に「赤」という漢字を見つけてください。
1.5画目の「はね」を大きくはねて書いている
2.2画目の縦線が上に向けて大きく突出している
3.「赤」という文字自体を左右対称に書く
4.下に行くほど文字が小さくなるように書いている
あなたの「赤」はどんな文字ですか?それでは順に見ていきましょう。
目次
5画目の「はね」を大きく跳ねる人ほど「上昇心理」が強い傾向があります。同期よりも少しでも早く出世したいとか、今日よりも明日はもっとうまく物事をこなしたいという心理が常にあるようです。
この「上昇心理」が根底にあるので、何事も周囲と交わらずに自分一人で収拾しようとするタイプです。「責任感が強い」といえばそれまでですが、何事も一人でと背追い込みすぎるとどうなるでしょうか。
途中で1箇所でもつまづいてしまうと空回りしたり、ひどければそのままつぶれてしまうこともあるのです。
このタイプの人が得意とするのは「ランクづけ」です。「ランクづけ」というとあまり聞こえが良くないかもしれませんが、「物事の順序を決める」ことがとても上手だと言い換えられます。
物事の進捗や優先順位を非常にうまく決められる上に、丁寧に一つ残らず片付けてしまうという点はかなり長所だと言えるでしょう。
2画目の縦線、あなたはどれぐらい横線から突出させて書きますか?
この縦線の突出が長いほどリーダーになりたいという心理を持っています。人から指図されるのがとにかく嫌いで、自分自身でなんでも判断したいという人です。
一歩間違うと大変な惨事になるかもしれませんが、いわゆる「社長になれる筆跡」を持つのはこの突出部分が長い人です。
かなりの几帳面ですね。左右対称のものは自然界においても「安定感」「美」を表すツールとして珍重されています。
しかし「赤」という文字を左右対称に書くということは「はね」も「はらい」もない、ということになります。
どことなく平坦なイメージの文字になりますが、心理的にも平坦さが目立つということになります。
「はね」や「はらい」がないということは、困難なことがあると「とりあえず避ける」とか「目立たないように隠れていたい」という心理が働いているのです。
建設的な考え方をしない人の筆跡です。心理的に「アンバランス」ではありませんか?
わざと自分から火の中に飛び込んでしまう傾向があるので気をつけたほうが良いかもしれませんね。
また何事も「継続する」ことが苦手なタイプの人は下に行くほど「赤」という文字が小さくなっていきます。
いかがでしたか?成功したいのにアンバランスだった!という人は、縦線の突出を伸ばしてしりすぼみに書かないように注意すると良いのです。
筆跡で心理状態も変わってくるといいますので、おためしください。