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手紙の中で用件の最後に書く挨拶を「結び」と言います。日本の手紙の良さは季節感のある言葉ですから、できれば季節を表す方が良いのですが、年間を通して季節を問わずに使える結びの挨拶を知っておくと便利です。どのような時に、どのような場合に、どのような言葉を使うと良いか、大人らしいきらりと光る手紙を書くことが出来るはずです。では季節を問わず、手紙の最後に書くとしたらどのような内容があるか考えてみましょう。1.相手の健康や活躍を願う言葉、2.今後のご指導ご鞭撻を願う、3.これまで書いた内容のまとめ、4.急ぎの無礼を謝罪する、5.返事を求める、このような分類でそれぞれの例文をご紹介します。普段使い慣れたメールの言葉遣いとは違いますので、このような言葉をいくつか知っておくことで、いざ正式な手紙を書く時に役立つはずです。
・何卒ご自愛くださいますようお願い申し上げます。
・ご自愛のほどお祈りいたしております。
・ご自愛専一にお過ごしくださいませ。
・時節柄くれぐれもご自愛くださいませ。
・天候不順の折、何卒ご自愛ください。
・健康にはくれぐれもご留意ください。
・末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
・皆様の益々のご健勝を心よりお祈りいたしております。
・皆様方のご無事息災を心よりお祈り申し上げます。
・くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛ください。
・風邪など召されませぬようご留意ください。
・どうぞ穏やかにお過ごしください。
・体調を崩されませぬようご留意ください。
・お体をお大事になさってくださいませ。
・お風邪など召されませんように。
・時節柄、ご自愛専一にてご精励くださいますようお願い申し上げます。
・時節柄、ご自愛専一にご活躍ください。
・時節柄、どうぞご自愛くださいませ。
・ご多幸をお祈り申し上げます。
・お健やかにお過ごしくださいませ。
・実り多き一年になりますようにお祈りしております。
・今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
・引き続きご支援ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
・末永いお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。
・何卒お力添えをいただきますようお願い申し上げます。
・今後とも変わらぬお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
・今後ともご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
・宜しくお引き回しくださいますようお願い申し上げます。
・今後ともよろしくお願いいたします。
・まずはご連絡まで。
・まずは書中にて御礼申し上げます。
・まずは御礼かたがたご挨拶まで。
・略儀ながら書中をもちましてお礼とさせていただきます。
・略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます。
・書中をもってご案内申し上げます。
・改めましてご挨拶に伺います。
・まずは用件のみにて失礼いたします。
・まずは謹んでお悔やみ申し上げます。
・略儀ながら書状にて、ご冥福をお祈りいたします。
・まずは書中にてご挨拶申し上げます
・用件のみにて失礼いたします
・以上、どうぞよろしくお願いいたします
・取り急ぎ、用件のみ。
・取り急ぎ御礼まで。
・取り急ぎ、一筆ご連絡まで。
・取り急ぎお詫び申し上げます。
・乱筆乱文お許しください。
・乱筆乱文お詫び申し上げます。
・乱筆乱文のほど、ご容赦願います。
・お手数ですが、○○様にもよろしくお伝え願います。
・恐れ入りますが、奥様にもよろしくご伝言のほどお願い申し上げます。
・末筆ながら、○○様にもくれぐれもよろしくお伝えください。
・お手数ながら、○○様にもお礼をお伝えいただけますでしょうか。
・末筆ながらご家族様へくれぐれも宜しくお伝え願います。
・この趣、皆様にもご伝言ください。
・皆様へよろしくお伝えくださいませ。
・恐れ入りますが、ご返事をいただければ幸いに存じます。
・折り返しご一報賜りたくお願い申し上げます。
・諸事ご多用のことと存じますが、ご返事賜りたくお待ちいたしております。
・恐縮ではございますがご返事のほどお願い申し上げます。
・お手数をお掛けいたしますが、ご返書くださいますようお願いいたします。
・ご多用の折、誠に恐れ入りますが、ご都合をお聞かせ願えれば幸いです。
・ご多用中恐縮ではございますが、折り返しご返事くださいますようお願い申し上げます。
・恐縮ではございますが、何分の御回答をお願いいたします。
・ご返答をお待ち申しております。
・折り返しご一報ください。
・ご返事お待ち申しあげております。
・ご多忙と拝察いたしますが、ご返事を賜りますようお願い申し上げます
・お手数ながら、ご回答いただければ幸いです